ふたばクリニック 内科・小児科

〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋2-8-11
TEL : 03-3410-2700
医師 広瀬久人/dc@futaba-cl.com

  • メール
  • アクセス

診療受付時間

受付時間
9:00-12:30
16:00-18:30

※ 水曜、日曜・祝祭日は休診です

乳児検診の予約・時間帯はこちら

診療時間変更のお知らせ

臨時休診・時間変更は 診療カレンダーで、ご確認ください。

ふたばクリニックからのお知らせ

輸入インフルエンザワクチン・フルミスト
対応中です。
お電話でご確認の上、ご来院下さい。
平成29年11月04日 ふたばクリニック

ふたばクリニックからのお知らせ

インフルエンザワクチン不足に関して
現在、インフルエンザワクチンが極めて不足しています。
当院では、インフルエンザワクチン接種を中止しています。
12月、製剤供給が開始されるまでお待ちください。
ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。
平成29年11月04日 ふたばクリニック

ふたばクリニックからのお知らせ

【初診時問診票・予防接種問診票】

問診票をご希望の方は、下記からダウンロードできます。ご利用ください。

初診時  問診票

予防接種 問診票

平成29年2月4日 ふたばクリニック

ふたばクリニックからのお知らせ

ソフトバンクのiPhoneをお使いの方へ

アカウント名を設定していないメールは、返信先が空欄となるため、当院から返信できません。
ソフトバンクのメールをご利用の方は、ご注意ください。
平成29年2月4日 ふたばクリニック

ふたばクリニックからのお知らせ

電話による医療相談に対応できません。
電話相談の対応に際して、窓口業務が停止し、通常診療の支障となっています。
医療相談、ワクチンの相談に関して、お電話でのお問い合わせは、ご遠慮ください。
ワクチンの製剤や接種プランに関する質問は、メールにてお問い合わせください。
平成29年2月4日 ふたばクリニック

 
 

新着情報

●ノルレボ/アフターピル随時対応しております。(2017.06.01)

●睡眠時無呼吸が気になったら、ポリソムノグラフでチェックしてみましょう。(2017.06.01)

インフルエンザ出席停止のめやす・最新版(2016.09.01)

ネット予約

順番予約ここからアクセスしてください。
【ご注意】
ご予約には、診察券番号が必要です。

ふたばクリニックモバイルサイト

Wi-fiをご利用いただけます

FreeSpot

ホーム > コラム > 現代社会に適応しやすい病原体 > 蟯虫(ギョウチュウ)感染症

コラム

現代社会に適応しやすい病原体:蟯虫(ギョウチュウ)感染症

蟯虫は、一回の産卵で6千~1万個の卵を産みつけます。

保虫者の肛門に産卵された0.04mmの卵は、脱落し、肌着や寝具・部屋に拡散していきます。

この卵を口から飲み込むと、腸内で孵化し、再感染のサイクルが形成されていきます。

清潔な環境空間であっても、0.04mmの虫卵の管理まではできません。

一旦家族内に発生してしまうと、なかなか厄介な寄生虫です。

伝染方法

蟯虫のメスは、抱卵が成熟すると、保虫者の肛門から這い出して、肛門周囲に産卵します。

虫卵は、産卵後6~7時間程度で感染が可能となります。

肛門を触ったり、寝具・衣類などを介して、虫卵を飲み込んで感染が成立します。

メスの産卵数は、1回につき6千~1万個と極めて大量です。

数が極めて多いため、偶発的な経口摂取が感染の引き金となります。

蟯虫の生活史

ヒトが蟯虫卵を飲み込むと、十二指腸で孵化し、幼虫の状態で盲腸・結腸起始部位に移行し、数週間で成熟します(交尾が可能となります)。

成熟すると、オスは2・5cm、メスは1cmになります。

交尾後オスは、すぐに寿命をむかえます(便と一緒に排泄されます)。

交尾を終えたメスは、約1ヶ月間盲腸にとどまり抱卵し、卵の成熟を待って、下部結腸へ移行します。蟯虫の産卵は、保虫者が寝ている夜間に行われ、肛門から這い出した後、産卵を行います。産卵後、メスは寿命をむかえるため、腸内に戻る事はありません。

蟯虫症の検査

セロファン検査が、標準検査となっています。

朝、起床直後に、粘着剤の付いたセロファン紙を肛門にあて、蟯虫卵の有無を確認します。

1匹のメスは、生涯で1回しか産卵しません。寄生虫数が少ない場合、1回のセロファン検査では偽陰性となる可能性があり、2回法が一般的です。

【肌着・寝具・リネン】

肛門周囲の虫卵は、時間の経過とともに脱落していきます。肛門から脱落した虫卵は、肌着や寝具類を汚染していきます。

卵の長径は、40マイクロメートル(0.04mm)と小さいために、肉眼では確認できません。

室内に脱落した虫卵は、冬季で1週間以上、 20の環境(春秋)では、1カ月以上感染能力があります。逆に、30℃の高温環境下では、2~3日で死滅します。

エタノールや次亜塩素酸などの消毒薬は、2~3時間以上の浸漬で、有効性が確認されています。しかし、一般的な”拭き掃除”に消毒薬を利用しても、虫卵は不活化できず、感染能力は維持されています。

人体やリネン類から脱落し、環境中に拡散した虫卵の除去は、困難な場合がほとんどです。こまめな掃除は必要ですが、蟯虫に対する室内環境対策には、有効な手段が少ないのが実情です。

【治療法】

駆虫薬を内服することにより、腸管内の成虫には有効です。1回の内服で、ほとんどの成虫は駆虫できます。

ただし、家族内感染者が残ると、いつまでも家庭内で感染環を形成するため、家族全員の内服治療を同期する必要があります。

また、駆虫薬は幼虫には効果が弱いため、2週間後の追加内服が重要です。

【蟯虫と回虫を比較して】

蟯虫と回虫は、いずれも有名な寄生虫です。

蟯虫は、都市型に環境が整備されても、家族内発生・集団発生を繰り返す寄生虫です。

回虫の場合、産卵後の虫卵が成熟するまで、約1か月が必要です。自然界での回虫卵は、土中で成熟し、野菜などに付着して、宿主が食べて感染します。下水道が整備され、屎尿が再利用されない環境では、回虫の感染環は断たれ、現在日本では激減しています。

虫卵の成熟に必要な期間は、蟯虫は数時間、回虫は1カ月です。スピード感の差が、衛生環境の変化に馴化するカギとなりました。

2013年8月30日 ふたばクリニック 広瀬久人

ページTOPへ