メファキン
抗マラリア薬は、マラリアの発症を予防しますが、マラリア感染には無効です。マラリアに汚染された蚊に刺された場合、マラリア原虫は人体内に侵入いたします。抗マラリア薬を飲んでいても、汚染した蚊に刺されてしまえばマラリアの侵入阻止は不可能です。
抗マラリア薬の内服目的は、感染時のマラリア発症を未然に防止することです。発症予防のため、既定の内服方法に従ってください。
海外旅行中は、マラリアを含め多くの感染病・伝染病と、接触する可能性が予想されます。感染防御・予防の実効性は、旅行者の感染症に対する意識によって大きく左右されます。予防内服を行っていても、発症を抑止できない可能性も残ります。充分な準備と予備知識を携えた上で、旅行を計画してください。
- 薬剤名:塩酸メフロキン(Mefloquine hydrochloride)
- 商品名:メファキン錠275(Mephaquin)
- 製造元:Mepha社(スイス)、輸入販売:久光製薬
メファキンをご希望の場合、【メファキン注意事項】をご確認ください。
マラロンの処方には、e-mailで予約が必要です。
渡航スケジュールが確定しましたら、下記のスケジュール情報をe-mailでご連絡ください。
(お電話でのお問い合わせは、対応できません。)
- 1:渡航予定している 主な地域名(マラリアリスクのある場所のみ)
- 2:リスク地域 入域日
- 3:リスク地域 出域日
- 4:メファキンを希望する人数
メファキン錠275をのまれる方へ/この薬を服用される前に、必ずリンク先の注意事項をお読みください
【メファキン注意事項】
予防投薬・内服方法
マラリア流行地域到着 1週間前より内服開始。
感染危険地域 入域後 1週間間隔で服用を継続する。
流行地域を 離れた後 4週間は経口服用を継続する。
注意:流行地域での滞在が短い場合であっても、流行地域を離れた後4週間の内服予防を必要とします。
予防投薬は、原則12週間まで服用することができます。出域後 4週間 追加内服いたしますので、2ヶ月以内の滞在に対して予防投薬が可能となります。当院では、感染リスク地域への2ヶ月を超える滞在に対して、マラリア予防薬の処方は行いません。
内服量
成人は、塩酸メフロキンとして、275mg(1錠)を一回分として服用。
体重により、漸減してください。
30kg~45kg未満 3/4 錠(206mg)
45Kg以上 1 錠(275mg)
妊産婦・授乳婦への投与
妊娠中の方、授乳中の方へ、メフロキンの処方は行いません。
もし、マラリア発症を疑った時は
このページの記載内容は、”予防投薬” に関する説明です。マラリアの治療方法ではありません。マラリア感染時、マラリア発症時は、必ず専門医療機関を受診してください。
マラリア症状に関する対応は、実診療が不可欠です。マラリア流行地 渡航後、発熱・倦怠感・貧血など 気になる症状を発症した場合は、電話対応はできません。かならず、医療機関を受診して下さい。
海外渡航のマナーとして
海外渡航に際して、感染症を自ら予防することは、とても大切なことです。また、伝染病感染の可能性を自覚した場合、日本国内に安易に持ち込まず、きちんと水際対策を講じることも旅行者のマナーです。(気になる症状を認める場合は、日本再入国時にきちんと申請してください。)
伝染病に対する基礎的な知識や予防手段の認識は、感染危険地域への渡航に 是非とも必要なものです。渡航計画・準備が杜撰(ずさん)な場合、抗マラリア薬の処方をお断りする場合もございます。あらかじめ ご留意ください。
ふたばクリニック 広瀬久人






