緊急避妊薬”ノルレボ”
妊娠を望まない場合、性交渉前/中の充分な対応が必要となります。
ピルやスキンは、配慮として重要ですが、アキシデントが起こる場合もあります。
避妊処置が不適切な場合、女性の立場として、コンタクト後に対応する飲み薬がノルレボです。
ノルレボは、事後に対応できる選択肢の一つです。
- 薬剤名:レボノルゲストレル
- 商品名:ノルレボ
- 製造元:Laboratorie HRA Pharma、株式会社 そーせい
- 販売元:あすか製薬
緊急避妊薬の使い方
- アキシデント後、72時間以内にノルレボ(0.75mg)2錠を 内服してください。
- 具体的には、翌々日までの、なるべく早急な内服をお勧めいたします。
【例:アキシデントが金曜・夜の場合】
土曜・夜は24時間後、日曜・夜は48時間後、月曜・夜は72時間後となります。
金曜・夜にアキシデントを生じた場合、月曜・夕方までに ノルレボ2錠を1回内服していただきます。
緊急避妊薬であり、計画的な避妊にはご利用できません
ノルレボは、アキシデントに対応する薬剤です。
計画的に避妊する場合、ノルレボの継続内服はできません。計画的な避妊は、パートナーに合せた方法(ピルやコンドームなど)をお考えください。
ご注意:アキシデント前に 妊娠している可能性に関して
ノルレボ内服前に、最終月経などに関して、質問させていただくことがございます。
最終月経から判断して、ノルレボ投与が不適当な場合、処方をお断りすることもございます。
あらかじめ、ご了承ください。
ノルレボの作用・妊娠阻止率
ノルレボは黄体ホルモンの一つです。
月経周期と女性ホルモン(黄体ホルモン・卵胞ホルモン)の関係は、他書をご参照ください。
生理的に黄体ホルモンは、排卵後から増加します。
卵巣から排卵が行われると、卵胞を育てていたカプセルが黄体に変わります。
黄体から産生されるホルモンは、妊娠の継続に必要なホルモンです。そして、他の卵子の成熟を排他的に阻害します。
結果として、排卵される卵子の数を”1個体”として調整しています。
ノルレボは、排卵されるはずの卵胞発育を阻害し、排卵も阻害し、着床を含めた受精後の初期段階を阻害します。
海外の臨床試験では、ノルレボ1.5mgを性交後72時間以内に服用することで妊娠阻止率が84%であったと報告されています。
ノルレボの副反応
国内臨床試験では72.3%に何らかの副作用が認められています。
主な副作用は、消退出血(46.2%)、不正子宮出血(13.8%)、頭痛(12.3%)、悪心(9.2%)、倦怠感(7.7%)でした。
【確認のお電話をお願いいたします】
来院前に、お電話でご連絡ください。
ノルレボは、院内在庫を常時確保しておりますが、予想外の欠品を生じる可能性があります。念のため、ご来院前に在庫確認をお願いいたします。
ふたばクリニック 広瀬久人






