ふたばクリニック 内科・小児科

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(午前の診療は、通常通りです)
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ホーム > 予防接種のご案内 > ヒブワクチン/Hib(インフルエンザ菌b型)

予防接種のご案内

ヒブワクチン/Hib(インフルエンザ菌b型)

【注意】Hibワクチンと髄膜炎菌ワクチンは、異なる製剤です。髄膜炎菌ワクチンに関しては、こちらをご参照ください。

【ActHIB:アクトヒブ】
製造元:サノフィバスツール
販売元:第一三共株式会社

”インフルエンザ菌b型(ヒブ・Hib)”は、乳幼児の髄膜炎や喉頭蓋炎を起こす細菌です。発見された当時は、インフルエンザの原因と誤解されたために、インフルエンザ菌と誤って命名されました。しかし、ウイルス感染症であるインフルエンザとは、まったく関係ありません。

ヒブ感染症に関して

ヒブによる感染症は、主に髄膜炎と喉頭蓋炎です。

【メモ】:喉頭蓋(こうとうがい):気道と食道の仕切りのような役目を行います。喉頭蓋は、声帯の直前にあり、食物が気管へ流入しないように”ふた”のように働きます。
喉頭蓋炎を起こした場合、声帯の周囲がむくんでしまい、呼吸ができなくなります。喉頭蓋炎による呼吸困難時は、気管切開や挿管などの処置が必要になる場合もあります。

Hib感染症を、感冒のような・・・と表現する場合がありますが、上気道炎の原因として問題になるインフルエンザ菌は、ほとんどがインフルエンザ菌非莢膜型株(NTHi)や”b型”以外のインフルエンザ菌です。
Hibは、髄膜を好んで感染巣を形成するために、かぜ症状を認めることなく、突然髄膜炎として発症します。吐き気や嘔吐など消化器症状から発症した後に、いきなり髄膜炎症状に移行するため、病態が急変しやすく、迅速な診断と治療が必要です。
Hibによる感染症に髄膜炎を合併する割合は、発症した乳幼児の50~60%です。
Hib髄膜炎発症者で5歳未満の乳幼児死亡率は3~6%です。
Hib髄膜炎治療後に、難聴や知的障害など後遺症を残す症例は、患児の20~30%です。
髄膜炎発症した場合、早期治療導入は重要ですが、一定の割合で発生する合併症を抑止することはできません。
髄膜炎は、起こしてはいけない感染症です。発症した場合の予後を考えると、予防接種による事前免疫が、非常に重要です。

接種対象者・推奨年齢

2ヶ月以上5歳未満の乳幼児を対象とします。

妊娠中の予防接種

成人は、ヒブワクチンの接種対象ではありません。

接種回数

接種プランは、三種混合DPTワクチン(破傷風・百日咳・破傷風)と同じです。Act-HiBの 日本国内使用に際して、三種混合DPTワクチンとの同日接種が認められています。

※初回接種開始月齢2ヶ月から7ヶ月未満の場合
(初回免疫3回+追加免疫1回:合計4回)
初回免疫:3~8週の間隔で3回接種。
追加免疫:初回免疫の約1年後。(1歳3ヶ月以降)

※初回接種開始月齢7ヶ月以上12ヶ月未満の場合
(初回免疫2回+追加免疫1回:合計3回)
初回免疫:3~8週の間隔で2回接種。
追加免疫:初回免疫の約1年後。(1歳3ヶ月以降)

※初回接種開始年齢1歳以上5歳未満の場合
(初回免疫1回のみ)通常1回接種を行う。

海外渡航者に対するHibワクチンの必要性について

小児の海外渡航に関して、Hibワクチン接種の確認を要請される場合があります。

1:渡航される方の年齢が5歳以上
Hibワクチン接種は、対象外です。Hibワクチン・未接種でも、行政上の支障になりません。

2:渡航される方の年齢が5歳未満
渡航先でHibワクチンについて、公的接種の対象となる可能性があります。(接種対象にならない場合もあります)
Hibワクチン接種の社会的な要請に関しては、滞在先の医療制度に依存する問題ですので、当院では判断できません。現地の事情・情報を充分確認したのち、ワクチン接種を希望される場合は、ご検討ください。

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