ふたばクリニック 内科・小児科

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ホーム > 予防接種のご案内 > Tdap(破傷風・ジフテリア・百日咳)ワクチン

予防接種のご案内

Tdap(破傷風・ジフテリア・百日咳)ワクチン

【重要】 DPT-IPV(4種混合)への移行にともない、DPT(3種混合)は製造中止となります。(2014年12月)

【重要な周知事項】 日本では、Tdapは承認されておりません。

Tdapは、輸入製剤です。輸入ワクチンを利用して副反応が生じた場合は、医薬品副作用被害者救済制度が利用できない可能性がありますので、ご注意ください。

【注意】 2014年まで、国内で使用されていたDPTと Tdapは、対象疾患は一緒ですが、抗原力価の異なる製剤です。

  • Tdapとは、どんなワクチン?
  • DPTとTdapの ちがい?
  • ”a”とは”acellular”の意味
  • Tdap・本来の定期接種
  • 日本からの留学生は、Tdapの追加接種を要請されることがあります
  • 留学時:Tdapの代用として、DPTは推奨しません
  • 成人、妊婦(妊娠中・周産期)/百日咳対策としてのTdap
  • TdapとDPTの比較
Tdapとは、どんなワクチン
  1. T:破傷風トキソイド
  2. d:ジフテリアトキソイド
  3. ap:非細胞性百日咳ワクチン

3種類の抗原を、1本のワクチン製剤にまとめた”3種混合ワクチン”です。

DPTとTdapの ちがい?
  • DPTは、小児を対象とした ジフテリア・百日咳・破傷風 3種混合ワクチンです。
  • Tdapは、思春期以後(成人を含む)を対処とした ジフテリア・百日咳・破傷風 3種混合ワクチンです。

Tdapは、DPT(DTaP)からジフテリア毒素抗原量を減らして、局所反応に配慮したワクチンです。(このページの最後に、両ワクチンの抗原量比較表を掲載しています。)

当院で採用している”Boostrix”は、10歳以上を対象としています。

DPT(DTaP)を思春期以降の年代に接種した場合、皮膚反応(発赤・腫脹・発熱)があらわれることがあります。

”a”とは”acellular”の意味

P(百日咳ワクチン)の前に付く”a”とは、非細胞性(acellular)という意味です。

非細胞性ワクチンとは、百日咳菌細胞をまるごと利用したものではなく、菌体の一部分を原料としたワクチンです。

私たちの免疫に利用される成分は、細菌全体ではなく 一部分なので、必要なところだけを取り出したものです。

aP(非細胞性)ワクチンに対して、wP(全細胞性)ワクチンという製剤もあります。

百日咳菌をホルマリンで不活化し、そのまま利用したwPワクチンは、抗体獲得率・抗体獲得期間が長いというメリットがあります。

しかし、1970~80年代にwPワクチン接種後の脳症合併が報告されるようになり、より安全なワクチンであるaPワクチンへと移行しました。

Tdap・本来の定期接種

乳幼児にTdapを使うことはありません。(乳幼児期は、合計4回のDPTまたはDTaP接種を行います)

Tdapの本来の使用方法は、思春期以降に免疫維持・強化を目的として、ブースター接種に利用されます。

  • 日本では、DT(ジフテリア・破傷風)ワクチンを、ブースターとして利用します。
  • 欧米では、主にTdap(ジフテリア・百日咳・破傷風)を、ブースターとして利用します。

現時点では、残念ながら、日本のブースター接種では、百日咳ワクチンを含みません。(2017年3月)

日本からの留学生は、Tdapの追加接種を要請されることがあります

欧米へ留学する青少年は、留学先の定期予防接種スケジュールに準じたワクチン歴が要請されます。

DTを接種しても、Tdapを接種していなければ、定期予防接種として認められません。

Tdapの追加接種を要請される場合は、要請通りの対応をご検討ください。

留学時:Tdapの代用として、DPTは推奨しません

DPTとTdapは、同じ疾患を対象とした3種混合ワクチンです。

以前にDPTの接種歴があっても、指定年齢でのTdap接種歴がない場合(たとえば・・・10年以内のTdap接種がない場合)、Tdap接種が必要となります。

 

ご注意
DPT製剤の乳幼児への接種は、定期予防接種として日本で承認されています。
乳幼児期(7歳6ヶ月未満)に接種した日本のDPTは、海外でも接種歴として認められます。
日本のDPT製剤を、児童期以後に接種する治験は、中断しました。

現在DPT製剤の製造が中止しており、現時点で 治験・製造が再開される可能性はありません。

成人、妊婦(妊娠中・周産期)/百日咳対策としてのTdap

先進諸国は、1970~80年代にwPワクチンから、aPヘ移行しました。

このaP接種世代が成人になる頃から百日咳が増加し始め、2000年以降 百日咳の流行が終息しません。

参照/コラム:増えている百日咳

最近では、国際結婚や、海外勤務者が増えております。

海外の出産に際して、新生児に接触する可能性のある家族(ご主人や祖父母、叔父叔母など)に、百日咳ワクチンの接種が要請されることもあります。

現在、百日咳の単独ワクチンはありませんので、Tdapを代用する必要があります。

前述のように、aPワクチンには、長期の免疫効果は期待できませんが、新生児の百日咳ワクチンが終了するまで(1~4年)は、充分有効です。

Tdap または DPTを利用することになりますが、ワクチン製剤の選択に関しては、主治医にご相談ください。

(当院では、電話による相談は、受け付けておりません。あしからずご了承ください。)

妊娠中の百日咳予防対策

CDCでは、妊娠27-36週頃の百日咳ワクチン接種を推奨しています。

現状では、百日咳単独ワクチンがないため、Tdapを代用する必要があります。

結果として、CDCはTdap接種を、妊娠ごとに接種するように要請しております。

【付記】ガイドラインより抜粋

Guidelines for Vaccinating Pregnant Women, April 2013, CDC

Tetanus, Diphtheria, and Pertussis (Tdap)

 

妊婦さんへの予防接種ガイドライン
2013年4月 CDC

破傷風・ジフテリア・百日咳(Tdap)

  Health-care personnel should administer a dose of Tdap during each pregnancy irrespective of the patient’s prior history of receiving Tdap.  医療者の立場として、妊娠ごとのTdap1回接種を強くお勧めします。(Tdap接種歴の有無に関係なく、接種をお勧めします。)
 To maximize the maternal antibody response and passive antibody transfer to the infant, optimal timing for Tdap administration is between 27 and 36 weeks of gestation although Tdap may be given at any time during pregnancy. 妊娠時にしっかり抗体が産生され、おなかの赤ちゃんに 抗体が引き継がれるためには、妊娠27~36週ごろの接種をお勧めします。(ただし、Tdapは妊娠中いつでも接種が可能です。)
  For women not previously vaccinated with Tdap, if Tdap is not administered during pregnancy, Tdap should be administered immediately postpartum. 妊娠前、妊娠中にTdap未接種の方には、出産後 なるべく早くTdapを接種してください。

TdapとDPTの比較
Tdap(輸入製剤) DPT3種混合ワクチン
【製品・メーカー】

Boostrix(GSK)

日本国内では未承認のワクチンです。

海外では、広く承認を受けて臨床使用されています。

Booostrixは、アメリカで承認されています。

【製品・メーカー】下記4社

武田薬品工業株式会社

阪大微生物病研究所

北里第一三共ワクチン株式会社

化学及血清療法研究所

日本国内で、承認されているワクチンです。

【製剤のタイプ】

DPT(DTaP)ワクチンのジフテリアトキソイド抗原量を、少なくした製剤です。

【製剤のタイプ】

海外で使用されている”DTaP”と 同等の製剤です。

【接種対象者】

10歳以上

(以下添付文書の記載より転記)

  BOOSTRIX is approved for use as a single dose in individuals 10 years of age and older.

【接種対象者】

3ヶ月以上、7歳6ヶ月未満

(以下添付文書の記載より転記)

 本剤の接種は、生後3月から90月までの間にある者に行うが、初回免疫については、標準として生後3月から12月までの者に、追加免疫については、標準として初回免疫終了後12月から18月を経過した者に接種する。

【Tdap,DPT(DTaP) ワクチン製剤に利用されている抗原量】
Tdap ジフテリア 破傷風 百日咳 Alminium
Boostrix/GSK   2. 5 Lf   5. 0 Lf  PT   8 mcg
FHA   8 mcg
pertactin 2. 5 mcg
0. 39 mg 未満
DPT or DTaP ジフテリア 破傷風 百日咳 Alminium
Infanrix/GSK 25. 0 Lf 10. 0 Lf  PT  25 mcg
FHA  25 mcg
pertactin 8 mcg
0.625 mg 未満
DPT/武田 15. 0 Lf   2. 5 Lf  4 単位 0. 10 mg
DPT/微研 15. 0 Lf   2. 5 Lf  4 単位 0. 08 mg
DPT/北里 15. 0 Lf   2. 5 Lf  4 単位 0. 18 mg
DPT/化血研 15. 0 Lf   2. 5 Lf  4 単位 0. 27 mg

【付記】

  • 現在、日本国内でDPT3種混合ワクチンは製造されておりません。
  • 塩化アルミニウムは、沈降性アジュバントと呼ばれ、抗原を吸着します。
    アルミニウム塩が、組織中に抗原を停滞させ、免疫の獲得を補助します。
    表中の数字は、アルミニウム換算値です。
  • Lf (Limit of flocculation):トキソイドの量を表す単位。
    トキソイド量は抗毒素との結合力で示されます。
    1 単位の抗毒素と もっとも速やかにフロキュレーション(凝集)を起こす毒素 又はトキソイドの量を 1Lf と呼びます。
  • 海外では、百日咳抗原として PT(pertussis toxin)、FHA(filamentous hemagglutinin)、pertactin 3種類の百日咳菌体成分を利用しています。

【捕捉説明】

【ジフテリアトキソイド】Tdap(Boostrix)は、乳幼児製剤(DPT、DTaP)と比べて 1/10 ~ 1/6 量です。

ジフテリアトキソイドは、5歳以上に接種した場合、比較的強い反応性を誘導する可能性が指摘されています。
成人用製剤に利用されるジフテリアトキソイドは、乳幼児用製剤に比べて、抗原量を少なく調整しています。

【破傷風トキソイド】輸入製剤は、国内製剤より抗原量が多い傾向があります。国際的には破傷風トキソイド抗原量はBoostrixが標準であり、国内製剤は少なめの設定となっています。

【アジュバント】免疫賦活剤として アルミニウム塩が含まれております。
アルミニウム塩が多いほど、注射部位の局所反応が強くなります。
海外製剤は、アルミニウム塩が多いため、疼痛・発赤・腫脹・硬結などの局所反応は、国内製剤に比べて強くなります。

 

【重要】 DPT-IPV(4種混合)への移行にともない、DPT(3種混合)は製造中止となります。(2014年12月)

【このページで参考にしたワクチンの添付文書/2013年1月】
Boostrix/GSK Infanrix/GSK DPT/武田
DPT/微研 DPT/北里 DPT/化血研

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